濃いめのスキンシップだけしてたい。

私は中イキができない。
もちろん、できたら体験してみたい。中イキだけでなく、世の中のほとんどのことは一回体験してみたい。

中イキできる女性、せいぜい4割5割のようです。
そもそも中イキ自体も、クリトリスに刺激を与えてオーガズムに達するわけですから、実質女性のオーガズムはすべてクリトリスが関与している。
そうしたらクリトリスで良くないですか?と向上心のない私が思う。

クリトリスで十分気持ちがいいです。
性的挿入(vaginal intercourse)は自分にとってメリットがない。
オーガズムに至らない、性感染症、また子宮頸がんをはじめとする病を起こすHPVウイルスの感染。
ましてや生でしたい、中出ししたいという男もいる。

するとしたら、それはもう90%相手のため。
相手が喜ぶようなことをしてあげる、もちろん相手も同じようにしてくれる、というのが親密な関係(intimate relationship)だ、と言い放った男性の友人がいる。
一理ある。

ただ、女性は男性を喜ばせるために色々としすぎている。その構図が普遍的に存在しているからこそ、体で異性を喜ばせるのは、なんだか違う気がする。
好きな相手を喜ばせたい気持ちは私にもある。でもマクロ的に見た時、その構図に反抗したい気持ちもある。
ただ、相変わらず思想は強く、意志が弱いので、求められたら応えてしまう。

話を戻すと、中イキの地位の正当性についても問いたい。
中イキや潮吹き、その他諸々。お前らの地位高すぎませんか?

私はクリトリスで十分気持ちがいいです。
中イキがそれ以上に気持ち良くなれるという証拠、または客観的な評価基準、どこにあるのでしょうか。
私が思うには、それらは全部男性の「達成感」につながるものだから。
女性のリアクションが良ければ良いほど、自分が男性として優れている論拠が増える。
性行為で一回気持ち良くなり、達成感で再度気持ちが良くなる。
一石二鳥、コスパがいいな。

性も、親密な関係も、人によって千差万別でしょうし、どのような在り方であっても合理的で、尊重されるべき。
優劣をつける考え方が暴力的でありながらも、実際多くの人が無意識的にそうしているように思う。

濃いめのスキンシップだけしてたい人だっているから。